まりは19歳から22歳まで一人暮らしを経験したが、23歳の現在は実家暮らしだった。

新聞の折り込みチラシの求人広告で、実家近くのキャバクラで体験入店をするも、
母親からアリバイを見事に打ち砕かれてしまい、

『そうだ……!

風俗なら早番という時間帯もあるから親バレせずに、また一人暮らしをする資金を早急に貯金出来かも!』


と、安直に思い付いた。



書店へ向かうと、風俗求人誌を購入。


『たくさん色々なお店があるなぁ…


超短期でも笑顔があれば大丈夫!!

おぉ、このお店なら採用されるかな?

このページだけ破って、あとはゴミ箱へ捨てよう。』




工場の契約社員を当時していた、まり。


もうじき工場の年末年始の連休が始まるので、その連休の間や、その後は土日だけでも働けるなら働こうと決意した。






工場の納会の日。

その日は昼で終わりなのもあり、納会ではお酒や出前を飲み食いし、
お酒の力を借りて、携帯は持っていたけれど、風俗の世界には抵抗があった為、
帰り道の公衆電話から、
破った求人誌のページのお店に電話した。




つづく。